グリーンサイトの二段階認証が10月19日から必須に|ワンタイムパスワードの仕組みと今すぐ確認すること

2026年10月19日(月)12時以降、グリーンサイトをはじめとする建設サイト・シリーズのログインで、二段階認証のワンタイムパスワードが全企業のユーザーIDで必須になります。これまでどおりのIDとパスワードに加えて、登録メールアドレスに届く認証コードの入力が必要になるため、登録メールアドレスが古いままの会社は、切り替え後にログインできなくなります。この記事では、一人親方・建築業・職人さんの事務代行を行っているマッセが、何が変わるのか、19日までに確認しておくこと、認証コードが届かないときの対処を順番に整理します。

目次

何が変わるのか|2026年10月19日12時以降、企業ごとに順次必須化

black laptop computer
Photo by Stephen Phillips – Hostreviews.co.uk on Unsplash

変わるのはログインの手順だけです。安全書類の作り方や料金は変わりません。ただし「ログインできない」は、安全書類の提出が止まるという意味なので、現場に入る前に確認しておく価値があります。運営から届いた案内の要点を表にまとめます。

項目内容
対象グリーンサイトおよび建設サイト・シリーズを利用中の全企業のユーザーID
開始日時2026年10月19日(月)12時以降、企業ごとに順次実施
変わることIDとパスワードに加え、登録メールアドレスに届くワンタイムパスワード(認証コード)の入力が必要になる
事前にやることユーザーIDに登録されているメールアドレスが正しいか確認する
対応不要の会社すでにワンタイムパスワードを利用している企業
目的不正ログインの防止(セキュリティ対策の一環)

対象は「利用中の全企業のユーザーID」

元請・一次・二次といった立場や、企業規模による区別はありません。グリーンサイトにログインして操作するIDを持っている会社はすべて対象です。グリーンファイルやBuildeeなど別のサービスは今回の案内の対象ではないので、混同しないようにしてください。建設サイト・シリーズのログイン画面は共通なので、グリーンサイト以外のシリーズのサービスを使っている場合も同じ扱いになります。

すでにワンタイムパスワードを使っている会社は対応不要

建設サイト・シリーズでは以前から、メールによるワンタイムパスワードを任意で設定できました。今回はそれを「任意」から「必須」に変える措置です。すでに設定して使っている会社は、追加で何かをする必要はありません。自社が設定済みかどうか分からない場合は、最近ログインしたときに認証コードの入力画面が出たかどうかで判断できます。

「順次」なので、自社の切り替え日は事前に分からない

案内には「12時以降、順次企業ごとに実施」とあります。19日の昼に一斉に切り替わるのではなく、企業単位で段階的に有効になる形です。自社がいつ切り替わるかは事前に通知されない前提で、19日より前に登録メールアドレスの確認を済ませておくのが安全です。「まだ認証コードを聞かれないから大丈夫」と放置すると、ある日突然ログインできなくなります。

ワンタイムパスワードとは|仕組みを短く説明します

person holding phone
Photo by Jamie Street on Unsplash

ワンタイムパスワードとは、ログインのたびに発行される一度だけ有効な使い捨てのパスワードです。IDとパスワードが漏れても、登録メールアドレスを開けない第三者はログインできないため、不正ログインの防止になります。

IDとパスワードに加えて、メールの認証コードを入力する

ログイン画面でIDとパスワードを入力すると、そのユーザーIDに登録されているメールアドレス宛に認証コードが送られます。画面にはコードの入力欄が表示されるので、メールに書かれたコードをそのまま入力するとログインが完了します。コードを受け取る場所がメールなので、「メールが読める状態にあるか」がすべての前提になります。

一度使ったコードは二度と使えない

コードは1回限り有効です。前回届いたメールのコードを使い回すことはできません。古いメールを開いて入力しても通らないので、ログインのたびに新しく届いたメールを見るようにしてください。

同じ端末・同じブラウザなら、毎回は求められない

運営の説明資料によると、一度ワンタイムパスワードでログインすると、同じ環境からのアクセスであれば毎回コードを求められることはありません。事務所の決まったパソコンで決まったブラウザから使う限り、日常の手間はほとんど増えないということです。「毎回メールを見るのは面倒だ」という心配は、初回を越えればほぼ解消します。

パソコンやブラウザの設定を変えると、また求められる

パソコンを買い替えた、別のパソコンから開いた、ブラウザの設定を変えた、といった場合は再びコードの入力が必要になります。閲覧履歴やCookieをまとめて削除したときも、環境が変わったと判断される可能性があります。現場のノートパソコンと事務所のデスクトップを使い分けている会社は、それぞれ初回にコードが必要と考えておいてください。

10月19日までに必ずやること|登録メールアドレスの確認

MacBook Pro, white ceramic mug,and black smartphone on table
Photo by Andrew Neel on Unsplash

やることは1つだけです。グリーンサイトにログインして、自分のユーザーIDに登録されているメールアドレスが、いま実際に受信できるアドレスになっているかを確認してください。間違っていればその場で直します。所要時間は数分です。

ステップ1|ログインしてポータル画面の右上「個人設定」を開く

いつもどおり建設サイト・シリーズのログイン画面からMCDP-IDとパスワードでログインします。ポータル画面の右上にある「個人設定」をクリックしてください。ここはユーザーごとの設定画面なので、社内に複数のIDがある場合は、それぞれのIDでログインして確認する必要があります。

ステップ2|「個人情報編集」をクリックする

個人設定画面の中にある「個人情報編集」を開きます。氏名やメールアドレスなど、そのユーザーIDに紐づく情報が表示されます。

ステップ3|メールアドレスに誤りがないか確認する

表示されているメールアドレスを1文字ずつ見てください。確認するのは次の3点です。いま使っているアドレスか、打ち間違いがないか(ドットの抜け、全角半角の混在、古いドメイン)、そのアドレスのメールを自分で開ける環境があるか。登録当時の担当者のアドレスになっているケースが実務ではいちばん多いです。

ステップ4|変更が必要なら入力して「登録」を押す

修正が必要な場合は、個人情報編集画面でメールアドレスを入力し直して「登録」を実施します。登録後は、そのアドレスでメールが実際に受信できるか、別のメールを1通送って確かめておくと確実です。

企業担当者は「ユーザー管理」で全員分を一覧で確認できる

企業担当者の権限を持つ人は、企業担当者機能のユーザー管理から、自社のユーザーを一覧で確認できます。登録ユーザーのメールアドレスに誤りがあれば、同じ画面から変更も可能です。社内にIDが3つ以上あるなら、1人ずつログインしてもらうより、企業担当者がまとめて見るほうが早く、確認漏れも防げます。退職者のIDが残っていないかも、このときに合わせて見ておいてください。

切り替え後のログイン手順|3ステップで変わるのは1つだけ

切り替え後のログインは、従来の手順に「認証コードの入力」が1つ加わるだけです。初回だけ落ち着いてやれば、2回目以降は同じ環境なら省略されます。

ステップ1|ログイン画面でMCDP-IDとパスワードを入力する

ここは今までと同じです。建設サイト・シリーズ共通のログイン画面で、MCDP-IDとパスワードを入力します。ログイン画面の場所やIDの考え方は、安全書類システムのログインまとめで整理しています。

ステップ2|登録メールアドレスに届いた認証コードを確認する

IDとパスワードが通ると、画面が認証コードの入力画面に切り替わり、登録メールアドレスにコードが届きます。メールを開いてコードを控えてください。届くまでに少し時間がかかることもあるので、すぐに再送や再ログインを繰り返さず、受信箱と迷惑メールフォルダを確認します。

ステップ3|画面にコードを入力してログインする

届いたコードを入力画面に打ち込むとログインが完了します。コードの有効時間や桁数など細かい仕様は、運営の公式マニュアル(ログイン後に閲覧できるマニュアルサイト)で最新の内容を確認してください。

2回目以降は、同じ環境なら認証コードを省略できる

前述のとおり、同じパソコン・同じブラウザから使う限り、毎回コードを求められることはありません。コードが毎回求められる場合は、ブラウザのCookieを終了時に削除する設定になっていないか、シークレットモードで開いていないかを確認してください。

小規模な建設会社・一人親方でつまずきやすいポイント

man in black and yellow jacket wearing red helmet holding black and white stick
Photo by Valerie V on Unsplash

仕組みは単純ですが、実務ではログインの運用が人やメールに依存していることが多く、そこでつまずきます。事務代行の現場で見かける典型的なパターンを表にしました。

状況切り替え後に起きること19日までの対処
退職した事務員のメールアドレスで登録されている認証コードが誰にも届かず、ログインできないいま使うアドレスに変更する
1つのIDを社内の複数人で使い回している登録メールの持ち主しかコードを受け取れないログインする人ごとにIDを用意する
携帯キャリアのメールアドレスで登録しているドメイン指定受信でコードが弾かれることがある受信許可を設定するか、パソコンのメールに変更する
上位企業に代行登録されている一人親方自分でログインしなければ影響なし。ログインするなら対象自分のIDの有無と登録メールを確認する
ログイン作業を外部(事務代行など)に任せているコードを受け取る人と入力する人が別になるコードを伝える段取りを決めておく

退職した事務員のメールアドレスのままになっている

いちばん多いのがこれです。グリーンサイトの登録時に当時の事務員のアドレスを入れ、その人が辞めたあともIDはそのまま使い続けているケースです。IDとパスワードだけなら誰でもログインできたので問題が表に出ませんでしたが、今回からは認証コードがそのアドレスに届きます。退職者のメールボックスが残っていなければ、ログインの手段がなくなります。

1つのIDを社内で使い回している

社長と事務員と現場の職長が同じIDを使っている会社も少なくありません。ユーザーIDは本来、操作する人1名につき1つです。切り替え後は登録メールの持ち主にしかコードが届かないため、社長が現場から開こうとしたら事務員のメールにコードが届く、という状態になります。これを機に、ログインする人ごとにIDを持つ形に整えるのが本来の運用です。

携帯キャリアのメールで登録している

一人親方や小規模な会社では、登録メールが携帯キャリアのアドレスということがあります。キャリアメールは「指定したドメイン以外は受信しない」設定になっていることが多く、認証コードのメールが弾かれても本人は気づけません。グリーンサイトから普段届いている案内メールの差出人ドメインを受信許可に加えるか、パソコンで受けられるメールアドレスに切り替えてください。

代行登録されている一人親方は「自分でログインするか」で変わる

上位企業に代行登録されていて、書類の入力もすべて上位企業がやっている一人親方は、自分ではログインしないので今回の影響はありません。一方で、自分のIDを持って作業員名簿や資格証を自分で更新している人は対象です。自分にIDがあるか分からない場合は、上位企業の担当者に聞くのが早いです。登録の形の違いは一人親方のグリーンサイト登録の記事で説明しています。

ログイン作業を外部に任せている場合は、コードの受け渡しを決めておく

事務代行や行政書士など、社外の人がお客様のIDでログインして操作する運用の場合、認証コードはお客様の登録メールに届き、入力するのは社外の人、という形になります。初回と環境が変わったときだけとはいえ、コードを伝える段取りがないと作業が止まります。「コードが届いたらLINEで転送する」「作業する日は事前に連絡する」など、受け渡しの方法を決めておいてください。

認証コードのメールが届かないときのチェックリスト

切り替え後にいちばん起きるトラブルは「コードのメールが来ない」です。原因はほぼ受信側にあります。上から順に確認してください。

チェック1|迷惑メールフォルダに入っていないか

自動送信のメールは迷惑メール扱いされやすいです。受信箱に見当たらないときは、まず迷惑メールフォルダを開いてください。見つかったら「迷惑メールではない」として扱い、次回から受信箱に入るようにします。

チェック2|登録メールアドレスが間違っていないか

1文字の打ち間違いでも届きません。前述の個人情報編集画面か、企業担当者のユーザー管理画面で、登録されているアドレスを確認してください。ログインできずに自分では確認できない場合は、企業担当者にユーザー管理画面から見てもらいます。

チェック3|ドメイン指定受信や受信拒否の設定

携帯キャリアのメールや、会社で迷惑メール対策のサービスを入れている場合、送信元のドメインが許可されていないと届きません。グリーンサイトから普段届いているお知らせメールの差出人を見て、そのドメインを受信許可に追加してください。

チェック4|メールボックスの容量が上限に達していないか

長く使っているアドレスで、添付ファイルの多いメールを溜めていると、容量上限で新しいメールが受信できなくなることがあります。他のメールも届いていないようなら、この可能性を疑ってください。

チェック5|それでも届かないときの相談先

自社でできる確認をしても届かないときは、企業担当者からメールアドレスを変更してもらうのが最短です。企業担当者もログインできない状態なら、運営のヘルプデスクに相談することになります。ヘルプデスクの連絡先はログイン後のページに案内されているため、ログインできる人が社内にいるうちに控えておいてください。IDやパスワード自体が分からない場合の手順はグリーンサイトにログインできない原因と対処法にまとめています。

事務代行の目線で|ログインの運用を見直す機会にする

people sitting on chair in front of table while holding pens during daytime
Photo by Dylan Gillis on Unsplash

今回の必須化は、裏を返せば「誰がどのIDで、どのメールでログインしているか」を会社として把握する機会です。マッセでグリーンサイトの作業をお手伝いしているお客様にも、同じ3点をお伝えしています。

「ID・使う人・登録メール」を1枚に書き出す

グリーンサイト、Buildee、CCUSなど、ログインが必要なシステムごとに、IDと使う人と登録メールアドレスを1枚の表にします。これがあるだけで、退職や担当交代のときに何を変えればいいかが一目で分かります。パスワードそのものは書かず、保管場所だけを書くのがコツです。

ログインする人ごとにIDを持つ

使い回しをやめて、操作する人ごとにIDを用意します。二段階認証との相性が良いだけでなく、誰がいつ何を登録したかが分かるので、書類のミスがあったときに原因を追えます。企業担当者の権限は社長か事務の責任者が持ち、他の人は必要な範囲の権限にしておくと安全です。

マッセにグリーンサイトの作業を任せている場合

お客様のIDでマッセが操作している場合、切り替え後の初回ログイン時に認証コードがお客様の登録メールに届きます。届いたコードをいつものLINEで送っていただければ、そのまま作業を進めます。同じ環境から作業する限り毎回は発生しないので、日常の負担が増えることはありません。登録メールアドレスの確認も、ご希望があればこちらで代行します。

よくある質問(FAQ)

二段階認証は自分で設定しないと始まりませんか?

いいえ。2026年10月19日12時以降、運営側が企業ごとに順次有効にします。利用者側で設定を変える必要はなく、事前にやることは登録メールアドレスの確認だけです。

毎回ログインのたびにメールを見ないといけませんか?

同じパソコン・同じブラウザから使う限り、毎回は求められません。パソコンを変えたときやブラウザの設定を変えたときに、再び認証コードが必要になります。

認証コードはスマホのSMSで受け取れますか?

今回案内されているのはメールで受け取る方式です。ユーザーIDに登録したメールアドレスに届くので、スマホで受信できるメールアドレスを登録していればスマホでも確認できます。なお、グリーンサイト自体の推奨環境はパソコンとiPadで、スマホは推奨環境に入っていません。詳しくはグリーンサイトはスマホでログインできる?をご覧ください。

すでにワンタイムパスワードを使っている会社はどうすればいいですか?

追加の対応は不要です。運営の案内でも「すでにご利用中の企業様は今回追加でご対応いただく必要はございません」とされています。

19日を過ぎてからメールアドレスを直すことはできますか?

ログインできる人がいれば、その後でも個人情報編集や企業担当者のユーザー管理から変更できます。問題は、登録メールが使えない状態で切り替わると本人がログインできなくなることです。企業担当者がログインできれば直せますが、全員がログインできない状態になると運営への相談が必要になるため、19日より前に済ませておいてください。

上位企業に代行登録されている一人親方は何かする必要がありますか?

自分でグリーンサイトにログインしていないなら何もする必要はありません。自分のIDで名簿や資格証を更新している場合は対象なので、登録メールアドレスを確認してください。

まとめ|19日までに登録メールアドレスを1回確認するだけ

2026年10月19日12時以降、グリーンサイトを含む建設サイト・シリーズのログインで、メールによるワンタイムパスワードが全企業で必須になります。IDとパスワードに加えて登録メールに届く認証コードを入力する方式で、同じ環境からなら毎回は求められません。

やることは、ログインして個人設定の個人情報編集でメールアドレスを確認し、古ければ直すこと。社内にIDが複数あるなら、企業担当者のユーザー管理で一覧確認するのが早いです。退職者のメール、IDの使い回し、キャリアメールの受信設定の3つが、実務でつまずく代表例です。

グリーンサイトの登録や安全書類の作成に手が回らない、ログインの運用ごと整えたいという場合は、マッセのグリーンサイト・Buildee登録代行でお手伝いしています。現場からLINEで送るだけで進められますので、相談だけでもお気軽にどうぞ。なお、仕様や日程は変わることがあります。最新の情報は運営からの案内と公式マニュアルでご確認ください。

最新情報をチェックしよう!
LINEで無料相談 電話する