グリーンサイトの企業担当者を変更する方法|担当者が退職したときの引き継ぎ

グリーンサイトの企業担当者は1社に1名だけ登録できる管理役で、社内のユーザーのIDや登録メールアドレスは、企業担当者の「ユーザー管理」から確認・変更できます。担当者が退職するときは、辞める前に社内のIDとメールを整理し、企業担当者の交代手続きを済ませておくのがいちばん確実です。企業担当者そのものを交代する画面の手順は公開資料では確認できないため、ログイン後のマニュアルかヘルプデスクで確認しながら進めてください。この記事では、一人親方・建築業・職人さんの事務代行を行っているマッセが、在職中にやっておく引き継ぎの順番と、すでに辞めてしまった場合の対処を整理します。

目次

グリーンサイトの企業担当者とは

事務所で前任者から後任者へ書類とパソコンの引き継ぎをする二人
Photo by TheStandingDesk on Unsplash

結論から言うと、企業担当者は会社の契約とユーザーをまとめて管理する人で、1社に1名しか登録できません。この人が辞めると、社内のIDの管理ができる人がいなくなります。

1社に1名だけの「契約とユーザーの管理役」

公式のよくある質問では、建設サイト・シリーズの契約やユーザーの管理を行う職位の人が「企業担当者」として申し込むこと、そして企業担当者は1社に1名のみ登録できることが案内されています。グリーンサイトを申し込んだときに入力した人が、そのまま企業担当者になっていることが多いはずです。

一般のユーザーとの違い

企業担当者は、ユーザー管理で社内のIDや登録メールアドレスを一覧で確認し、変更できます。一般のユーザーは、自分のIDで書類の作成や提出を行う立場です。担当者が辞めるときに困るのは、この管理の権限を持つ人がいなくなることです。

項目企業担当者一般のユーザー
登録できる人数1社に1名契約したID数まで
社内のIDとメールの確認・変更ユーザー管理からできる自分の分のみ
辞めたときの影響社内のID管理ができなくなるその人のIDが使えなくなる

IDは1人1つで、使い回さない

建設サイト・シリーズのIDは、操作する人1名ごとに1つが必要です。辞めた人のIDを後任者がそのまま使い続けるのではなく、後任者には後任者のIDを用意するのが基本の考え方です。

担当者の変更が必要になる場面

「担当者の変更」といっても、会社によって必要な作業は違います。よくある4つの場面を挙げます。

企業担当者が退職・異動する

いちばん影響が大きい場面です。企業担当者の交代と、その人のIDの扱いの両方を決める必要があります。

事務員が辞めて、登録メールがその人のまま

IDの通知、パスワードの再設定、二段階認証のコードは、すべて登録メールアドレスに届きます。退職した事務員のアドレスが残っていると、会社の誰も受け取れなくなります。小さな会社で事務員が辞めたときに起きやすいことは建設会社の事務員が退職したらでもまとめています。

職長が辞めた・入れ替わった

元請によっては、ワークサイトのIDを発行するために、グリーンサイトの従業員登録で職長のメールアドレスを登録する運用をしています。職長が替わったら、新しい職長の情報とメールアドレスを登録し直します。従業員情報の登録はグリーンサイトの従業員登録の方法をご覧ください。

外部に任せていた操作を社内に戻す(またはその逆)

代行会社などに操作を任せていた場合は、誰のIDで、どのメールアドレスで二段階認証を受けていたかを確認し、操作する人ごとのIDに整理し直します。

担当者が在職中にやっておく引き継ぎの手順

パソコンの画面を一緒に見ながら操作を教える先輩と後輩
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担当者がまだ会社にいるうちに進めれば、ほとんどのことは社内で片づきます。次の順番で進めてください。画面の細かい操作は、ログイン後のWebマニュアルで確認できます。

手順1|ユーザー管理で社内のIDを一覧にする

企業担当者のIDでログインし、ユーザー管理から社内のユーザーを確認します。誰のIDがあるか、すでに辞めた人のIDが残っていないかを書き出しておきます。

手順2|それぞれの登録メールアドレスを確認する

同じ画面で、各IDの登録メールアドレスを確認します。辞める人のアドレスや、使っていないアドレスが登録されていれば、今使っているアドレスに変更します。変更したら、そのアドレスでメールが受け取れるか確かめておきます。

手順3|後任者のIDを用意する

後任者がまだIDを持っていなければ、後任者のIDを用意します。ユーザー上限数は契約時に決まっていて、上限を超えてユーザーを登録することはできません。足りない場合は、ログインして契約変更(ユーザー上限数の変更)を申請します。

手順4|企業担当者の交代手続きを確認して進める

企業担当者は1社に1名なので、前任者から後任者へ切り替える必要があります。この切り替えの画面や必要な手続きは公開情報では確認できないため、ログイン後のWebマニュアルを見るか、ヘルプデスクに確認してから進めてください。前任者が在職中のうちに済ませるのが確実です。

手順5|請求書の宛先を確認する

協力会社には、ID利用料の請求書が郵送で届きます。宛名が前任者のままだと、請求書が社内で行方不明になりがちです。宛先の変え方は、請求の窓口に確認しておきましょう。

手順6|後任者のIDでログインと二段階認証を試す

最後に、後任者が自分のIDでログインし、登録メールに届くワンタイムパスワードで認証できるかを試します。前任者が辞める前に一度通しておけば、困ったときに聞ける人がいる状態で確認できます。

事務の担当者が辞めて、グリーンサイトを触れる人がいなくなったという方へ。IDの整理から書類の入力まで、マッセに任せる方法もあります。LINEで相談する

担当者がすでに退職してしまったときの対処

引き継ぎをしないまま辞めてしまった場合は、社内にログインできる人がいるかどうかで進め方が変わります。状況ごとに整理します。

社内にほかにログインできる人がいる場合

その人がログインできるうちに、手順1〜6を進めます。ただし、社内のIDとメールをまとめて確認・変更できるのは企業担当者の権限です。辞めた人が企業担当者だった場合は、交代の方法をヘルプデスクに確認します。

IDだけ分からない・パスワードだけ分からない場合

登録メールアドレスを会社で受け取れるなら、自分で解決できます。IDは https://portal.kensetsu-site.com/notice_mcdp_id でユーザー名(本人の氏名を姓・名とも全角)と登録メールアドレスを入力すると通知されます。パスワードは https://portal.kensetsu-site.com/password_init/apply でMCDP-ID、ユーザー名、登録メールアドレスを入力すると、再設定用のURLが届きます。詳しくはグリーンサイトにログインできない原因と対処法をご覧ください。

登録メールが受け取れず、誰もログインできない場合

IDの通知も再設定も二段階認証も、届く先は登録メールです。退職者のアドレスしか登録されていない場合は自力では進めにくいので、ID・パスワードの窓口に相談します。会社名、困っているIDの持ち主の氏名、分かる範囲のMCDP-IDを手元に用意してから電話しましょう。

状況まずやること相談先
IDが分からないログイン画面のMCDP-ID通知0570-020-240
登録メールが退職者のもの企業担当者がユーザー管理で変更0570-020-240
企業担当者を交代したいログイン後のWebマニュアルを確認0570-020-540
請求書の宛先を変えたい届いている請求書の内容を確認0570-020-740
受付時間:月曜〜金曜 9:00〜17:00(土日祝日を除く)

ヘルプデスクの連絡先は、公式にはログイン後のページで案内されています。上の番号は元請が協力会社向けに公開している資料に載っているものです。窓口の一覧はグリーンサイトの問い合わせ先・電話番号一覧にまとめています。

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二段階認証の必須化で起きやすいこと

スマートフォンに届いた確認コードを見ながらパソコンにログインする人
Photo by Kenny Leys on Unsplash

2026年10月19日12時以降、建設サイト・シリーズのログインでは、登録メールに届くワンタイムパスワードによる二段階認証が全企業で順次必須になっています。これで、担当者の退職がそのままログイン不能につながりやすくなりました。

退職者のアドレスにコードが届いてしまう

IDとパスワードが分かっていても、コードが届くのが退職者のアドレスなら、ログインは完了できません。以前は「パスワードさえ分かれば入れた」会社ほど、ここで止まりやすくなっています。

1つのIDを複数人で使う運用ができなくなる

コードは登録メールの持ち主にしか届きません。社長と事務員で1つのIDを使っていたような会社は、操作する人ごとにIDを分けましょう。仕組みの詳細はグリーンサイトの二段階認証が必須にで解説しています。

次の交代で困らないための備え

担当者の交代は、どの会社でもいつか起きます。日ごろから次の3つを決めておくと、引き継ぎが短く済みます。

IDと登録メールの台帳をつくる

誰のIDか、MCDP-ID、登録メールアドレス、企業担当者は誰か、の4つを一覧にしておきます。パスワードは台帳に書かず、本人が管理します。

会社で受け取れるメールアドレスを登録する

個人のメールだけに頼ると、辞めたときに会社から手が届かなくなります。会社として管理できるアドレスを使うなど、退職後も会社で対応できる形にしておくと安心です。

退職の手続きにグリーンサイトを入れる

社会保険や貸与品の返却と同じように、退職時のチェック項目に「グリーンサイトのIDとメールの整理」「企業担当者の交代」を加えておけば、漏れを防げます。

建設業の事務代行 masse(マッセ)

この作業、まるごとマッセに任せられます

担当者が辞めたあとのIDや登録内容の整理、作業員名簿・安全書類の提出まで、必要な情報をLINEで送っていただければ、マッセが代わりに進めます。

よくある質問(FAQ)

事務所の机で書類を確認しながらメモを取る女性
Photo by Vitaly Gariev on Unsplash

企業担当者を2人登録しておくことはできますか?

できません。公式のよくある質問で、企業担当者は1社に1名のみ登録できると案内されています。

辞めた人のIDを後任者がそのまま使ってもいいですか?

IDは操作する人1名ごとに1つが原則です。ユーザー名は本人の氏名なので、後任者には後任者のIDを用意しましょう。

辞めた人のIDは削除したほうがいいですか?

まずはユーザー管理で残っていることを確認し、扱いを決めます。削除や停止の手順は公開資料では確認できないため、ログイン後のWebマニュアルかヘルプデスクで確認してください。

IDが足りなくて後任者を登録できません

ユーザー上限数を超えての登録はできません。ログインして、ユーザー上限数の変更(契約変更)を申請します。

担当者が替わったら元請に連絡が必要ですか?

グリーンサイトの仕様として決まっているわけではありませんが、書類のやりとりの相手が変わるので、元請の担当者に新しい担当者名と連絡先を伝えておくと、招待や差し戻しの連絡が届きやすくなります。

まとめ|辞める前に、IDとメールと企業担当者を整理する

グリーンサイトの企業担当者は1社に1名で、社内のIDと登録メールアドレスはユーザー管理から確認・変更できます。担当者が辞めるときは、IDの一覧化、登録メールの確認、後任者のID、企業担当者の交代、請求書の宛先、二段階認証の確認の順で、在職中に済ませておくのが確実です。

すでに辞めてしまい、登録メールも受け取れない場合は、ID・パスワードの窓口に相談します。企業担当者そのものの交代手順は公開されていないため、ログイン後のマニュアルかヘルプデスクで確認してください。

引き継げる人が社内にいない、登録の整理からまとめて任せたいという場合は、マッセのグリーンサイト・Buildee登録代行でお手伝いしています。現場からLINEで送るだけで進められますので、相談だけでもお気軽にどうぞ。なお、画面や手続きの仕様は変わることがあります。最新の情報は、ログイン後のマニュアルや公式サイトでご確認ください。

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