ビルディーでの再下請負通知書の作り方は?基礎知識と提出の流れを解説

再下請負通知書とは、下請会社がさらに別の会社へ工事を出す(再下請負する)ときに、その契約内容を元請に知らせるための書類です。ビルディー(Buildee)を導入している現場では、この再下請負通知書を紙ではなくクラウド上で作成・提出します。結論として、一度会社情報を登録してしまえば紙より手間は減りますが、最初の登録と契約内容の入力でつまずく方が多いのも事実です。この記事では、再下請負通知書の基礎と、ビルディーでの作成・提出の流れを解説します。

再下請負通知書とは?提出が必要になるケース

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再下請負通知書は、建設業法に基づく書類で、施工体制台帳の作成が義務付けられた現場において、1次下請け以下の会社が自分の下にさらに下請けを入れた場合に作成します。提出先は元請会社です。たとえば次のようなケースが該当します。

  • 1次下請けのあなたが、応援として別の会社(2次下請け)に一部の工事を依頼した
  • 2次下請けのあなたが、一人親方(3次下請け)と請負契約を結んだ
  • 途中から新しい下請会社が現場に追加で入ることになった

ポイントは「請負契約を結んだら金額の大小に関係なく必要」という点です。1日だけの応援でも、請負として入ってもらうなら通知の対象になります。逆に、自社の社員として働いてもらう場合(雇用契約)は再下請負には当たりません。

再下請負通知書に記載する主な内容

記載する内容は大きく「自社のこと」と「再下請負人(下に入れる会社)のこと」の2つに分かれます。主な項目は次のとおりです。

  • 自社の商号、住所、建設業許可の種類・番号
  • 請け負った工事の内容と工期
  • 再下請負人の商号、住所、代表者名、建設業許可
  • 再下請負人に出す工事の内容、工期、契約日
  • 安全衛生責任者、主任技術者などの配置
  • 社会保険の加入状況

手書きの時代には全建統一様式第1号-甲・乙といった書式に記入していましたが、ビルディーではこれらの項目を画面に沿って入力していく形になります。

ビルディーでの作成・提出の流れ

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結論として、流れは「招待を受ける→登録する→書類を作って提出する→確認結果に対応する」の4段階です。細かい画面の操作は現場や設定によって異なりますが、大まかには次のように進みます。

  1. 元請または上位の協力会社から、ビルディーの利用招待を受ける(協力会社の利用は無料)
  2. 自社の会社情報・建設業許可・保険の加入状況・作業員情報を登録する
  3. 現場(作業所)に紐づけて、再下請負の契約内容を入力し、労務安全書類として提出する
  4. 元請の確認で不備があれば差し戻されるので、修正して再提出する

自分の下に2次・3次の会社を入れる場合は、その会社にもビルディーへ登録してもらう必要があります。下位の会社がパソコンに不慣れだと、ここで作業が止まりがちです。早めに声をかけて、登録を済ませてもらいましょう。

つまずきやすいポイントと対処法

再下請負通知書で差し戻しが多いのは、契約情報のあいまいさが原因です。特に次の3点はよく指摘されます。

  • 契約日が注文書・請書の日付と合っていない
  • 工事内容が「内装工事一式」など大ざっぱで、許可業種との対応が読み取れない
  • 再下請負人の保険加入状況が未記入、または証明書類と食い違っている

現場で職人の事務を代行している立場から言うと、いちばんの時短は「注文書・請書を手元に置いてから入力を始める」ことです。記憶で入力すると日付や金額の食い違いがほぼ必ず起きて、修正の往復で結局2〜3日ロスします。契約書類が口約束で存在しない場合は、簡単な注文書だけでも先に交わしておくと、通知書の作成が一気に楽になります。

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よくある質問(FAQ)

再下請負通知書は誰が作成しますか?

再下請負の契約を結んだ側、つまり下請けを入れた会社が作成します。1次下請けが2次を入れたら1次が、2次が3次を入れたら2次が作成し、いずれも元請に提出します。施工体制台帳を作る元請とは役割が異なります。

下請けに出さない場合も再下請負通知書は必要ですか?

自社の下に請負で入る会社がなければ、再下請負通知書は原則不要です。ただし現場によっては「再下請負なし」の報告を求められることがあります。元請の指示に従ってください。

1日だけの応援でも通知書は必要ですか?

請負契約として入ってもらうなら、期間や金額に関係なく必要です。応援がよくある場合は、相手の会社情報や保険情報を事前にもらっておくと、急な依頼でもすぐ提出できます。

ビルディーでの提出は紙の提出より楽になりますか?

初回は会社情報や作業員情報の登録に時間がかかりますが、2回目以降は登録済みの情報を呼び出せるため、紙で毎回書くより大幅に楽になります。最初の1回を正確に登録できるかがカギです。

まとめ:契約書類を揃えてから入力すれば怖くない

再下請負通知書は、下請けを入れた会社が元請に提出する法定書類で、ビルディー導入現場ではクラウド上で作成・提出します。注文書・請書・保険の証明書類を手元に揃えてから入力を始めれば、差し戻しの多くは防げます。初回登録や毎回の提出がどうしても負担なら、マッセのような建設業特化の事務代行に任せる方法も検討してみてください。

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