ビルディー(Buildee)の入退場管理とは、建設現場への入場・退場の記録をクラウド上で管理し、CCUS(建設キャリアアップシステム)にも就業履歴を連携できる機能です。顔認証やQRコードなどで打刻するだけで、「いつ・誰が・どの現場にいたか」が自動で記録されます。この記事では、入退場管理の仕組みと打刻方法、下請けの立場でやっておく準備を解説します。
ビルディーの入退場管理とは?現場の出入りを自動で記録する仕組み

結論から言うと、入退場管理は「紙の入場者名簿を書く作業をなくす」ための機能です。ビルディーは株式会社リバスタが提供する建設現場施工管理サービスで、調整会議・労務安全・入退場管理などで構成されています。入退場管理はその一つで、現場ごとに作業員の入退場履歴を記録し、CCUSへ就業履歴を自動連携できるのが最大の特徴です。
従来はCCUSカードをカードリーダーにかざす方式が中心でしたが、ビルディーではカードを忘れても顔認証で打刻できる現場が増えています。大手ゼネコンでも顔認証システムと連動した導入が進んでおり、下請けとして現場に入る際にこの仕組みに触れる機会は今後さらに増えていきます。
打刻方法は主に3つ(顔認証・QRコード・CCUSカード)
打刻の方式は現場の設備によって異なりますが、一般的には次の3つのいずれか、または組み合わせで運用されます。
| 打刻方法 | 概要 |
|---|---|
| 顔認証 | 現場に設置された端末やスマホアプリで顔を読み取って打刻します。事前の顔写真登録が必要です。 |
| QRコード | 元請が発行したQRコードを自分のスマホで読み取るなどして打刻する方式です。 |
| CCUSカード | 建設キャリアアップシステムのカードをリーダーにかざして打刻します。 |
いずれの方式でも、打刻した記録はビルディーの入退場管理に集約され、CCUSに登録済みの技能者であれば就業履歴として自動で蓄積されます。CCUSの就業履歴は将来のレベル判定(カードの色)にも関わるため、毎日の打刻を忘れないことが大切です。
下請け・一人親方が入場前にやっておく準備

入退場管理をスムーズに使い始めるには、現場に入る前の準備がポイントです。一般的に必要になるのは次のような項目です。
- ビルディーのアカウント発行(元請または上位会社からの案内に従って登録します)
- 作業員情報の登録(氏名・生年月日・職種などの基本情報)
- 顔認証を使う現場では顔写真の登録
- CCUS連携をする場合は技能者IDの登録・ひも付け
これらは労務安全書類の作成と重なる情報が多いため、ビルディーの労務安全とセットで運用されている現場では、一度登録した作業員情報を使い回せるのが利点です。逆に言えば、最初のマスタ登録を正確にやっておくと後がずっと楽になります。
入退場管理でつまずきやすいポイントと対処法
現場で職人の事務を代行している立場から言うと、入退場管理のつまずきどころは打刻そのものではなく、その手前の「作業員登録・顔写真登録・CCUSのひも付け」に集中しています。特に新しい現場に入るたびに登録作業が発生するため、複数現場をかけ持ちする一人親方ほど夜の事務作業が膨らみがちです。
対処法としては、①作業員情報を一覧にまとめておき登録のたびに転記できるようにする、②顔写真は明るい場所で撮った正面写真を保存しておく、③CCUSの技能者IDを社内で一元管理する、の3つが有効です。それでも手が回らない場合は、登録作業だけ外部に任せるのも現実的な選択肢です。
Buildeeの登録・入力、マッセが代わりにやります
「現場から帰ってきて夜にBuildeeを触る時間がない」「パソコンが苦手で入力が進まない」——そんな一人親方・小規模事業者の方は、建設業特化の事務代行サービスマッセにお任せください。Buildeeの登録・入力代行はもちろん、安全書類や請求書までLINEで送るだけで丸ごと代行します。
よくある質問(FAQ)
Q. CCUSカードを忘れたら打刻できませんか?
顔認証を導入している現場であれば、カードを忘れても顔認証で打刻できます。現場の運用ルールによるため、初日に元請の担当者へ確認しておくと安心です。
Q. 顔写真の登録は必須ですか?
顔認証方式を採用している現場では必要です。QRコードやCCUSカードのみの現場では不要な場合もあります。入場する現場がどの方式かを事前に確認しましょう。
Q. 打刻を忘れた場合はどうすればいいですか?
まずは元請の現場担当者か自社の管理者に連絡してください。現場のルールに沿って記録の修正・追記で対応してもらえるのが一般的です。放置するとCCUSの就業履歴が残らないため、気づいた時点で早めに申告しましょう。
Q. 下請けの利用に費用はかかりますか?
協力会社としての利用は無料です。元請が契約している現場に、発行されたアカウントで参加します。
まとめ:入退場管理は最初の登録さえ済めば毎日は打刻だけ
ビルディーの入退場管理は、顔認証・QRコード・CCUSカードなどで打刻するだけで入退場記録とCCUSの就業履歴が自動で残る仕組みです。毎日の負担は小さい一方、入場前の作業員登録や顔写真登録・CCUSのひも付けといった初期作業がつまずきどころになります。登録作業まで手が回らない場合は、マッセのような建設業特化の事務代行に任せることも検討してみてください。

