未経験者を採用したいときの求人の書き方|建設業で定着させる伝え方

※本記事にはプロモーション(正規代理店としてのサービス紹介)が含まれます。

未経験者を採用したいなら、求人票に「未経験可」と書くだけでは足りません。必要なのは、入社後3か月で何ができるようになるかを示すことと、不安になりやすい点を先に潰しておくことです。経験者が採れないから未経験に広げる、という順番で考えると、入っても続かずに同じ募集を繰り返すことになります。この記事では、未経験者が不安に思う4点、育成計画の書き方、受け入れ側で決めておくこと、求人票の文例を解説します。

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未経験者が応募前に不安に思う4点

未経験の方からよく出る質問は、だいたいこの4つに集約されます。求人票でここに答えておくと、応募の数が変わります。

①いきなり難しいことをやらされないか

「現場作業全般」とだけ書かれていると、自分に務まるか判断できません。最初に任せる作業を具体的に書いてください。「最初の1か月は、材料を運ぶ、道具を渡す、片付けを覚えるところから始めます」と書いてあるだけで、入り口のハードルは大きく下がります。

②誰が教えてくれるのか

放置されるのではないかという不安です。「職長が1対1で付きます」「2人1組で動くので、分からないことはその場で聞けます」のように、教える人と体制を書いてください。教育係を決めていない会社は、求人を出す前に決めておく必要があります。

③体力的に続くのか

作業の内容を具体的に書けば、読む側が判断できます。「20kg程度の資材を運ぶ作業があります」「夏場は現場で水分補給の休憩を2時間おきに取っています」。暑さ対策や休憩の取り方を書いてある求人は、配慮のある会社だと伝わります。

④収入がどう上がっていくのか

未経験スタートの金額だけでは、将来が見えません。「入社時 日給11,000円 → 1年後 12,000円〜 → 資格取得と職長経験で15,000円以上」のように段階を示してください。実際に上がった人の例があれば、それがいちばん強い材料になります。

3か月の育成計画を、そのまま求人票に載せる

社内で持っている育成の流れを、そのまま書けば求人の強みになります。なければ、この機会に決めてください。採用後の受け入れがそのまま楽になります。

時期できるようになること会社がすること
1か月目道具の名前と置き場所、現場の動き方、安全のルール職長が1対1で同行。新規入場者教育の手続き
2か月目指示を受けて簡単な作業を一人でこなす玉掛けなどの資格講習を手配(費用は会社負担)
3か月目持ち場を任され、段取りを先読みして動く日給の見直しを面談で実施

この表があるだけで、「育てる気がある会社」であることが伝わります。実際より良く書く必要はありません。そのとおりに運用できる内容にしてください。

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「未経験可」と書く前に、社内で決めること

間口を広げると、応募の数は増えますが、面接と受け入れの手間も増えます。先に決めておかないと、現場が混乱します。

どこまでを未経験とするか

まったくの未経験を受けるのか、他職種の現場経験者までなのか。普通自動車免許は必須か。この線引きを決めておかないと、応募のたびに判断がぶれます。

誰が教えるか、その人の負担をどうするか

教育係になる職長は、自分の作業をしながら教えることになります。その期間だけ現場の人数を1人増やす、職長手当を上乗せするなど、負担への手当を決めてください。ここを放置すると、教える側が疲弊して「もう未経験は採らない」という話になります。

辞めそうなサインにどう気づくか

最初の3か月は、辞めるかどうかが決まる期間です。週に1回5分でいいので、職長以外の人が話を聞く時間を作ってください。現場では言いにくいことが出てきます。詳しくは新人職人が辞める理由で解説します。

求人票の文例

仕事内容の欄に入れる文章の例です。自社の内容に差し替えてお使いください。

マンション改修現場での内装仕上げです。入社後1か月は職長が同行し、材料の運搬・道具の準備・片付けから始めます。2か月目から簡単な貼り込みを任せ、3か月で持ち場を1つ担当できることを目標にしています。現在の職人8名のうち5名が未経験からのスタートで、前職は飲食、運送、工場などさまざまです。玉掛けや足場の特別教育は、受講料を会社が負担して勤務時間内に受けていただきます。

ポイントは、未経験から入った人が実際にいる事実を書くことです。人数と前職を書くだけで、読む側は自分を重ねられます。

面接では、現場を見せる

未経験者にとって、現場は想像がつかない場所です。面接の前後に20分でも現場や作業場を見てもらうと、入社後のギャップが大きく減ります。見学のあとに「やっぱり合わない」と辞退されることもありますが、それは早期離職を防げたということです。

見学を受け入れると決めたら、求人票にも書いてください。「面接の際に現場または作業場をご覧いただけます」と書いてある求人は、それだけで誠実に見えます。

未経験者に届く媒体を選ぶことも大切です。建設・建築の仕事を探している人が集まる媒体なら、業界に関心を持った状態で読んでもらえます。マッセは建設・建築業専門の求人サイト「GATEN職」の正規代理店として、掲載のご相談と求人原稿のたたき台づくりをお引き受けしています。詳しくはGATEN職の掲載相談ページをご覧ください。

よくある質問

Q. 未経験可にすると、応募の質が下がりませんか?

仕事内容を具体的に書いていれば、合わない人は自分で判断して応募しません。質が下がるのは、「未経験歓迎!誰でもできます」のように中身を書かずに間口だけ広げた場合です。作業の内容、朝の集合時間、体力的な負荷を具体的に書くことが、結果的にふるい分けになります。

Q. 何歳くらいまで未経験で採れますか?

年齢で応募を制限することは法律で原則禁止されているため、求人票に年齢の条件を書くことはできません。実際の採用判断でも、年齢ではなく本人の状況と仕事内容の適合で見てください。詳しくは求人票で使えない表現をご覧ください。

Q. 入社後すぐに辞められると、採用費が無駄になります。

早期離職の多くは、入社前の説明と実際のギャップが原因です。1日の流れ、残業の実際、雨天時の扱い、最初の3か月でやることを求人票と面接で具体的に伝えてください。見学を挟むとさらに減ります。採用にかける費用の考え方は求人広告の費用にまとめています。

Q. 入社後の手続きが分かりません。

雇用保険・社会保険の資格取得届、労働条件通知書の交付、作業員名簿への追加、新規入場者教育、建設キャリアアップシステムの技能者登録など、やることは決まっています。マッセでは建設業専門の事務代行として、この部分をまとめてお引き受けしています。手続きの全体像は採用したら必要な書類一覧をご覧ください。

まとめ:「未経験可」の4文字より、3か月の計画を見せる

未経験者を採用したいときは、最初に任せる作業、教える人と体制、体力的な負荷の実際、収入が上がる段階の4点を求人票に書いてください。3か月の育成計画を表にして載せると、育てる姿勢がそのまま伝わります。書く前に、どこまでを未経験とするか、教育係の負担をどう手当するかを社内で決めておくこと。面接時の現場見学も、入社後のギャップを減らします。掲載先のご相談はGATEN職の掲載相談ページから承っています。

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