※本記事にはプロモーション(正規代理店としてのサービス紹介)が含まれます。
建設業の求人広告の費用は、金額そのものより「どういう仕組みで課金されるか」で比べてください。求人の費用は、掲載課金・クリック課金・成功報酬の3つに大きく分かれ、同じ10万円でも意味がまったく違います。さらに、本当に比べるべきは掲載料ではなく「1人採用するのにいくらかかったか」です。この記事では、3つの料金の仕組み、採用単価の出し方、年間予算の決め方、安く見えて高くつくパターンを解説します。

求人の費用は、3つの仕組みに分かれる
媒体の名前で比べると混乱します。まず料金の仕組みで分けてください。
①掲載課金型:期間ぶんの料金を先に払う
求人サイトに多い形です。1か月、半年、1年といった期間を決めて料金を払い、その間は何人応募が来ても追加費用はかかりません。応募が多いほど1人あたりの費用は下がり、ゼロなら掲載料がそのまま損になります。予算が読みやすく、通年で採用を続ける会社と相性がよい形です。
注意したいのは契約期間と更新の形です。年間契約は月あたりの単価が下がる一方、途中でやめられないのが普通です。自動更新かどうか、更新前に連絡が来るかどうかは、申し込み前に必ず確認してください。
②クリック課金型:見られた回数ではなく、押された回数で払う
求人検索エンジンの有料オプションに多い形です。求人が表示されるだけでは費用はかからず、クリックされたときに課金されます。1クリックあたりの単価は職種や地域の競合状況で変わり、建設業の人気職種や都市部では高くなりがちです。日予算を決められるので上限は管理できますが、クリックが応募に結びつかないと費用だけが積み上がります。原稿が整っていない段階で始めると、いちばん無駄が出やすい形でもあります。
③成功報酬型:採用が決まってから払う
人材紹介がこの形です。採用が決まるまで費用がかからない代わりに、決まったときの金額は大きくなります。一般的には想定年収の3割前後が相場とされ、年収400万円の職人を採用すれば100万円を超える計算になります。急ぎで確実に1人必要なとき、自社で募集しても集まらない職種のときには有効ですが、毎年複数人を採る会社がこれだけに頼ると費用が膨らみます。
人材派遣は採用ではなく人手を借りる形で、時給に手数料が乗った単価を毎月払い続けます。繁忙期の調整には向きますが、自社の職人を育てる話とは別ものとして考えてください。
比べるのは掲載料ではなく「採用単価」
媒体Aは15万円、媒体Bは5万円。この比較には意味がありません。見るべきは、かかった費用を採用できた人数で割った「採用単価」です。
- 15万円で2人採用できた → 採用単価 75,000円
- 5万円で0人 → 採用単価は計算できず、5万円がそのまま損
安い媒体に出して応募ゼロを3回繰り返すと、合計15万円を使って採用ゼロです。年間でいくら使い、何人採れたかを1枚のメモで記録してください。これがないと、毎年同じ判断を繰り返すことになります。

採用単価はいくらまでなら妥当か
許容できる採用単価は、その人が会社にもたらす粗利から逆算します。難しい計算は不要で、次の3つの数字があれば十分です。
- 職人1人が1か月に生む粗利(常用で出している単価から、本人の人件費を引いた額)
- 入社してから一人前になるまでの期間
- その人に何年いてほしいか
1か月に10万円の粗利を生む人が3年いてくれるなら、会社に残る粗利は360万円です。この規模から見れば、採用に10万円から20万円かける判断は十分に成り立ちます。逆に、1年で辞めてしまう職場のまま採用費だけを増やしても、穴の空いたバケツに水を足すことになります。費用の話と定着の話はセットで考えてください。
年間の採用予算の決め方
「いい人がいれば採りたい」で場当たり的に出すのが、いちばん高くつきます。年の初めに次の形で決めておくと、途中で迷いません。
- 今年採りたい人数(例:職人2人)
- 1人あたりの上限(例:15万円)
- 年間の採用予算(例:30万円)
- そのうち通年で掲載しておく媒体にいくら、急ぎのときの追加にいくら
通年で掲載しておく媒体を1つ持っておくと、急に欠員が出たときに慌てずに済みます。年間契約は月あたりの単価が下がるため、毎年必ず1人以上採る会社であれば、単発の掲載を年に数回出すより結果的に安くなることが多いです。
安く見えて高くつく3つのパターン
無料だからと、原稿を整えずに出す
ハローワークは無料で出せますが、原稿が「現場作業全般」のままだと応募は入りません。無料のときほど原稿の質が結果を分けます。費用がゼロでも、採用できなければ欠員の期間だけ現場が回らず、断った工事のぶんが損失になります。
クリック課金を、原稿が弱いまま回す
クリックされるたびに課金される仕組みなので、読まれて離脱する原稿のままだと、費用だけが減ります。クリック課金を使うなら、仕事内容と給与の書き方を整えてからにしてください。
媒体を毎回変えて、記録を残さない
反応がないたびに媒体を変えると、どの媒体でどれだけ表示され、何件応募があったかが残りません。最低でも、媒体名・掲載期間・費用・応募数・採用数の5項目はメモしてください。2年分たまると、自社にとってどの形が合うかがはっきりします。
建設業に絞った媒体という選択肢
総合的な求人サイトは求職者の母数が大きい一方、建設業の求人は多くの職種のひとつとして並びます。建設・建築の仕事を探している人が集まる専門媒体なら、母数は小さくても、見ている人がすでに業界に関心を持っています。費用の比較も、掲載料の大小ではなく「その媒体を見ている人が自社の求人を見るか」で判断してください。
マッセは、建設・建築業専門の求人サイト「GATEN職」の正規代理店です。掲載プランと料金、申し込みの流れはGATEN職の掲載相談ページにまとめています。他の媒体と並べて検討したい方は建設業の求人サイト12選もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 求人広告の費用は経費で落とせますか?
求人広告の掲載料は、一般に広告宣伝費や採用費として経費に計上します。人材紹介の成功報酬も同様に費用として扱うのが通常です。勘定科目の扱いは顧問税理士の方針によって異なる場合があるため、年度をまたぐ契約や前払いが発生する場合は確認してください。
Q. 助成金で採用費をまかなえますか?
求人広告そのものを対象とする助成金は多くありませんが、特定の対象者を雇い入れたときや、入社後の教育訓練を行ったときに受けられる制度があります。要件と受付期間は年度ごとに変わるため、最新の内容は厚生労働省や都道府県労働局の案内でご確認ください。申請は採用前の計画提出が条件になっているものもあるので、採用活動を始める前に調べておくのが安全です。
Q. 掲載してすぐ採用が決まったら、料金は戻りますか?
掲載課金型では、原則として期間途中の返金はありません。ただし、採用が決まったあとに求人を一時停止できる媒体はあります。欠員が出たときにすぐ再開できるので、停止と再開ができるかどうかは申し込み時に確認しておくと便利です。
Q. 予算が限られています。何から始めればいいですか?
まず原稿を整え、無料で出せるところ(ハローワーク、自社サイト、求人検索エンジンの無料掲載枠)で反応を見てください。そのうえで、表示回数が足りないことがはっきりしたら有料の掲載に進みます。順番を逆にすると、弱い原稿のまま費用だけを使うことになります。
まとめ:金額ではなく、仕組みと採用単価で判断する
建設業の求人広告の費用は、掲載課金・クリック課金・成功報酬のどの仕組みかで性質が変わります。比べるのは掲載料ではなく、かかった費用を採用人数で割った採用単価です。許容できる単価は、職人1人が生む粗利と在籍年数から逆算すれば判断できます。年の初めに人数と上限を決め、媒体名・期間・費用・応募数・採用数を記録しておけば、翌年の判断材料になります。掲載先のご相談はGATEN職の掲載相談ページから、採用後に増える書類仕事はマッセのサービス案内をご覧ください。

