グリーンサイトで再下請負通知書を作る方法|手入力ではなく編成から組み上がる

グリーンサイトでの再下請負通知書は、書類の様式を直接埋めていくものではありません。現場の再下請負編成に下位企業を追加し、各社が自社の情報を入力していくと、その内容から書類として組み上がる仕組みです。ここを理解していないと「通知書を書く画面がどこにあるのか」を延々と探すことになります。この記事では正しい作り方と、うまくいかないときの原因を解説します。

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再下請負通知書とは何を伝える書類か

自社がさらに下の会社に工事を出したことを、元請に知らせるための書類です。全建統一様式では第1号-甲にあたります。誰がどの工事を担当し、どんな契約になっているのかを届け出ることで、元請が施工体制の全体を把握できるようにしています。

この情報が集まると、施工体制台帳と施工体系図が作られます。つまり再下請負通知書は、体制を組み立てる土台になる書類です。ここが埋まらないと、上の書類も完成しません。

グリーンサイトでの作り方

手順そのものは、下位企業を追加して情報を埋めるだけです。

  1. 対象の現場を開き、再下請負編成の画面を表示します。
  2. 自社の下に、工事を出した会社を追加します。
  3. 追加された会社の担当者に案内メールが自動で届きます。
  4. 相手が自社の情報、工事内容、技術者などを入力します。
  5. 入力が揃うと、再下請負通知書として提出できる状態になります。

つまり書類を書いているのは自社だけではありません。下の会社が入力してくれて初めて完成します。ここが紙の時代と決定的に違うところで、下請けが動かないと自社の書類が出せないという構造になっています。

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入力する主な内容

各社が入れる情報のうち、間違いが多いものを挙げておきます。

項目注意点
工事名称・工事内容元請の表記に合わせます。自社の呼び方で書くと照合できません
工期実際の契約期間。上位の工期からはみ出していないか確認します
契約日注文書や請書の日付と揃えます
建設業許可業種と番号、有効期限。期限切れは差し戻しの定番です
主任技術者氏名と資格。専任が必要な工事かどうかも確認が要ります
安全衛生責任者職長教育を受けた人を選任します
社会保険の加入状況会社としての加入状況。実態と合わせます

作成できないときの原因

「通知書が出せない」という相談のほとんどは、次のどれかです。

  • 下の会社の入力が終わっていない。一番多い原因です。誰の入力が止まっているかを編成画面で確認できます。
  • 階層を飛ばして追加しようとしている。二次が未登録のまま三次は追加できません。上から順に埋めます。
  • 自社の情報に不足がある。自分の入力が済んでいないのに下ばかり見ているケースです。
  • 建設業許可の期限が切れている。更新中で番号が変わっている場合も含みます。

下の会社が止まっているときは、電話をかけるのが一番早いです。多くの場合、案内メールに気づいていないか、何を入力すればよいか分かっていません。

変更が出たときの扱い

工期が延びた、主任技術者が変わった、下請けが増えた。こうした変更があったときは、内容を修正して出し直します。この様式は変更届も兼ねているため、別の書類を用意する必要はありません。

変更を反映せずに現場が進むと、実態と書類が食い違います。事故が起きたときに問題になるのはここなので、下請けが増えたらその都度追加してください。

よくある質問(FAQ)

Q. 下請けに出していない場合も提出が必要ですか?

再下請負がなければ、この通知書は不要です。ただし元請から「下請けなし」の申告を求められることはあります。編成画面で自社の下に何も追加しない状態が、その申告にあたります。

Q. 金額も入力しますか?

現場や元請の運用によって、契約金額の記載を求められる場合があります。複数の注文書がある工事では、合計金額を明示してまとめて申告するのが基本です。個別に分けて出すと重複の原因になります。

Q. 下請けがグリーンサイトを使えません。

代行企業として自社が登録し、代わりに入力する方法があります。相手から資格証や保険の資料を集める必要はありますが、待ち続けるより現場が進みます。

Q. 紙の様式で出すことはできますか?

元請がグリーンサイトでの提出を指定している場合は、システム上で完結させるのが原則です。紙も必要かどうかは元請の運用によるので、担当者に確認してください。二重に用意するのは無駄なので、最初に聞いておくのが得策です。

まとめ:書類を書くのではなく、編成を組むと出来上がる

グリーンサイトの再下請負通知書は、様式を直接埋めるのではなく、再下請負編成に下位企業を追加して各社が入力することで組み上がります。出せないときは、下の会社の入力が止まっていないか、階層を飛ばしていないか、自社の入力が済んでいるかを順に確認してください。下請けの取りまとめに時間を取られているなら、建設業特化の事務代行マッセが代わりに追いかけます。

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