グリーンサイトには「招待ボタン」という機能はありません。招待にあたるのは、対象現場の再下請負編成の画面で下位企業を追加する操作です。追加した時点で、相手企業のマスターID保有者宛に案内メールが自動で送られます。この記事では、招待する側の手順、招待された側がやること、そしてメールが届かないときの対処法を順に解説します。

「招待」という機能はない。正体は下位企業の追加
まずここでつまずく方がとても多いので、先に整理します。グリーンサイトの画面を探しても「招待」というメニューは見つかりません。招待という言葉は現場の会話で使われているだけで、システム上は再下請負編成に下位企業を追加する操作を指しています。
追加すると、相手企業のマスターID保有者のメールアドレスへ案内メールが自動配信されます。別途「送信」ボタンを押す必要はありません。ここを知らずに「招待メールの送り方が分からない」と探し続けてしまうケースがよくあります。
下請け会社を招待する側の手順
一次下請けが二次下請けを追加する場合を例に、手順を追います。三次以降も同じ考え方で、自社の直下に追加していきます。
- グリーンサイトにログインし、対象の現場を開きます。
- 再下請負編成の画面を表示します。
- 自社の名前の下にある「下位企業を追加」を選びます。
- 追加したい会社を検索して選択し、登録します。
- 登録した時点で、相手のマスターID保有者へ案内メールが自動で届きます。
注意点は、階層を飛ばして追加できないことです。二次下請けが未登録のまま三次下請けだけを追加することはできません。上から順に埋めていく必要があります。元請から「三次の書類が出てこない」と言われたときは、たいてい二次の登録が止まっています。

招待された側がやること
案内メールを受け取った側は、次の流れで自社の情報を入力します。ここが止まると上位の会社が書類を提出できないため、早めに着手するのが親切です。
- マスターID保有者、または保有者が設定した担当者でログインします。
- 該当の現場を開き、自社の会社情報・作業員・保険などを入力します。
- すべて入力すると、提出書類一覧の状態が「確定」に変わります。
- 確定後、上位の会社がまとめて提出します。
自社の分を出して終わりではなく、さらに下の会社がいる場合は、自社が招待する側に回ります。この連鎖が一つでも止まると全体が提出できないため、下に何社ぶら下がっているかを最初に確認しておくと段取りが楽になります。
招待メールが届かないときの確認ポイント
「追加したのにメールが来ない」という相談は非常に多いです。次の順で確認してください。ほとんどが上の2つで解決します。
- 迷惑メールフォルダに入っていないか。会社のメールがフィルタで弾いていることがあります。
- 宛先が退職者のアドレスになっていないか。メールはマスターID保有者宛に飛びます。担当が変わっているのに登録情報が古いままだと、誰も気づけません。
- 会社の選択を間違えていないか。同名や似た社名の会社を選んでしまい、まったく別の会社にメールが飛んでいることがあります。所在地で見分けてください。
- そもそも追加が完了しているか。検索して選んだだけで、登録の確定を押していないケースです。
メールが届かなくても、相手がログインすれば現場は表示されます。急ぐときは電話で「追加したので入ってください」と伝えるほうが早いです。
よくある質問(FAQ)
Q. 相手がグリーンサイトに登録していない場合はどうしますか?
先に相手方に企業登録をしてもらう必要があります。検索しても出てこない場合は未登録です。相手が登録作業に不慣れなときは、代行登録の仕組みを使って自社側でまとめて登録する方法もあります。
Q. 招待を取り消したいときはどうすればいいですか?
再下請負編成の画面から、追加した企業を外します。ただし相手がすでに情報を入力している場合や、書類が提出済みの場合は扱いが変わるため、元請の担当者に一報を入れてから操作してください。
Q. 何次下請けまで招待できますか?
階層自体に上限はなく、順に下位企業を追加していけます。ただし現場によっては元請が階層の深さを制限していることがあります。三次以降が必要な場合は、事前に元請へ確認しておくと差し戻しを防げます。
Q. 招待された現場が一覧に出てきません。
別のIDでログインしている可能性があります。案内メールが届いたアドレスに紐づくIDでログインし直してください。それでも表示されない場合は、上位の会社に追加が完了しているかを確認してもらうのが早道です。
まとめ:招待とは「下位企業の追加」。連鎖を止めないことが一番大事
グリーンサイトの招待は、再下請負編成で下位企業を追加する操作のことです。追加した時点で相手のマスターID保有者に自動でメールが飛び、相手が情報を入力して確定させると、上位の会社が提出できるようになります。階層は飛ばせないため、上から順に埋めるのが鉄則です。この一連のやり取りに手が取られているなら、建設業専門の事務代行マッセが招待から入力・提出までLINEでお引き受けします。

