ビルディー(Buildee)導入現場で下請けがやることとは、大きく分けると「入場前の登録・書類作成」と「入場後の毎日の入力・打刻」の2段階です。元請から「この現場はビルディーを使います」と言われても、何から手を付ければいいのか分かりにくいものです。この記事では、下請け・一人親方の目線で、やることの全体像を時系列のチェックリストにまとめて解説します。
ビルディーとは?下請けは無料で使える施工管理クラウド
ビルディーは株式会社リバスタが提供する建設現場施工管理サービスで、翌日の作業予定を共有する調整会議、労務安全書類を作成・提出する労務安全、顔認証などで打刻する入退場管理といった機能で構成されています。契約するのは元請で、協力会社(下請け)は無料で利用できます。
導入する元請は年々増えており、大手ゼネコンでも全現場導入の動きが進んでいます。下請けとしては「一度使い方と段取りを覚えれば、次のビルディー現場でも同じ流れで対応できる」と考えて、最初の現場で基本を押さえてしまうのが得策です。
入場前にやること(アカウント登録〜労務安全書類)
入場前の準備が全体の山場です。ここを済ませれば、毎日の運用はぐっと軽くなります。一般的な流れは次のとおりです。
- 元請からの案内を受け取る:招待メールやID発行の連絡が届くので、案内に従ってアカウントを有効化します。
- 会社情報を登録する:会社名・所在地・建設業許可・社会保険の加入状況などの基本情報を登録します。
- 作業員情報(マスタ)を登録する:現場に入る作業員の氏名・生年月日・職種・資格・保険情報などを登録します。
- 現場の体制に参加する:元請が作った現場に自社を紐付け、施工体制に組み込みます。
- 労務安全書類を作成・提出する:再下請負通知書や作業員名簿などのグリーンファイルを、登録した情報をもとに作成して提出します。
- 入退場管理の準備をする:顔認証を使う現場では顔写真の登録、CCUS連携をする場合は技能者IDの紐付けを行います。
ポイントは、②③で登録した情報が労務安全書類の作成に使い回されることです。最初のマスタ登録を正確に行うほど、後の書類作成が楽になります。
入場後に毎日・定期的にやること
現場が始まってからの日常業務は、主に次の3つです。
- 翌日の作業予定の入力(毎日):調整会議機能に作業内容・場所・人数などを登録します。締め切り時刻は現場ルールに従います。
- 当日の実績入力(毎日):人工と契約区分(請負・常傭)を入力して実績を確定します。
- 入退場の打刻(毎日):顔認証・QRコード・CCUSカードなど現場の方式で打刻します。
このほか、作業員の入れ替わりがあればマスタの追加登録、新規入場者教育に関わる手続きなどが都度発生します。「毎日やること」と「都度やること」を分けて頭に入れておくと、抜け漏れを防げます。
下請けがつまずきやすいポイントと乗り切り方
現場で職人の事務を代行している立場から言うと、下請けの方がつまずくのは決まって「入場前の登録ラッシュ」と「毎日の入力の継続」の2か所です。特に新しい現場が重なる時期は、複数現場分の書類作成と登録が一気に押し寄せ、夜の事務作業が深夜まで及ぶことも珍しくありません。
乗り切り方はシンプルで、①作業員情報や保険情報の元データを常に最新の状態で1か所にまとめておく、②毎日の入力は現場でスマホから済ませる、③自分でやりきれない分は事務担当や外部の代行に任せる、の3つです。すべてを自分で抱え込む必要はありません。
Buildeeの登録・入力、マッセが代わりにやります
「現場から帰ってきて夜にBuildeeを触る時間がない」「パソコンが苦手で入力が進まない」——そんな一人親方・小規模事業者の方は、建設業特化の事務代行サービスマッセにお任せください。Buildeeの登録・入力代行はもちろん、安全書類や請求書までLINEで送るだけで丸ごと代行します。
よくある質問(FAQ)
Q. パソコンがなくても対応できますか?
日々の予定入力や打刻はスマホでも対応できます。ただし、入場前の会社情報登録や労務安全書類の作成は項目が多いため、パソコンの方が作業しやすいのが実際のところです。
Q. 登録にはどれくらい時間がかかりますか?
会社情報や作業員の人数、手元資料の揃い具合によって大きく変わります。保険証券や資格証のコピーなど必要な資料を先に集めてから着手すると、二度手間を防げます。
Q. 二次・三次下請けでも登録が必要ですか?
施工体制に入る会社は次数に関わらず登録が必要になるのが一般的です。上位の協力会社経由で案内が届くので、不明点は直近上位の会社か元請に確認しましょう。
Q. 操作が分からない時はどこに聞けばいいですか?
現場のルールに関わることは元請の担当者へ、操作方法そのものはビルディー公式サイトのマニュアルやよくある質問、サポート窓口で確認できます。
まとめ:やることは2段階。入場前の準備で9割決まる
ビルディー導入現場で下請けがやることは、入場前の「アカウント・会社情報・作業員登録と労務安全書類の提出」、入場後の「毎日の予定・実績入力と打刻」の2段階です。最初のマスタ登録を丁寧にやるほど、その後の書類作成も日々の入力も楽になります。登録や書類作成に割く時間がどうしても取れない場合は、マッセのような建設業特化の事務代行に任せることも検討してみてください。