グリーンサイトの代行企業登録とは、上位会社(元請)がIT環境のない下請けに代わって企業・作業員情報を登録する仕組みです。手順は「企業検索→再請負管理で追加→覚書の締結→アップロード→承認」という流れで進みます。この記事では、代行企業登録の具体的な操作手順を5ステップで解説し、費用や承認までの日数、混同されやすい用語の整理まで、上位会社の担当者向けにわかりやすくまとめます。
グリーンサイトの代行企業登録とは?(依頼企業と代行企業の関係)

代行企業登録とは、直接登録が難しい下請けに代わり、上位会社が代理で登録・管理する仕組みです。ここで用語が直感と逆になりやすいので整理します。「依頼企業」=登録を行う上位側、「代行企業」=登録される下位(下請け)側を指します。つまり「代行企業登録」とは、下位企業を代行企業として登録する行為のことです。
代行企業登録の前に準備するもの
登録をスムーズに進めるため、事前に次の情報を用意しておきましょう。
- 下請けの企業名・郵便番号・代表電話番号(企業検索のキー情報)
- 建設業許可や保険関係の情報
- 覚書(代理登録同意書)を締結する合意の取り付け
とくに覚書は登録を有効化する必須手続きです。あらかじめ相手企業に代行登録の了承を得ておくと後の工程が滞りません。
代行企業登録の手順【5ステップ】
代行企業登録は、次の手順で進めます。画面のメニュー名に沿って操作しましょう。
- グリーンサイトにログインし「協力会社向け」メニューを開く
- 「再請負管理」から「リスト追加」を選ぶ
- 企業名や電話番号で対象の下請けを検索する
- 申請条件に同意し、代行企業として登録する
- 「代行企業管理」から覚書を出力し、締結・アップロードする(次章)
すでにグリーンサイトに登録済みの企業と、未登録の新規企業では途中の分岐が異なります。検索で見つからない場合は新規企業として情報を入力して進めます。
覚書の出力・締結・アップロード

登録を有効化する最終ステップが覚書です。「代行企業管理」で対象企業を選び、「覚書出力」から書面を出力します。2部印刷して双方が署名・捺印し、スキャンしたファイルをアップロードします。
この覚書のアップロードまで完了して、はじめて運営局の審査に進みます。署名・捺印漏れがあると承認されないため、両社の会社印が押されているかを提出前に必ず確認しましょう。
代行企業登録にかかる費用と承認までの日数
代行企業登録の費用は、代行企業1社あたり年2,400円(税別)です。ただし法人格を持たない一人親方は無料で、開始月の翌月末までは無料期間となります。承認は覚書アップロード後、一般に2〜3営業日でステータスが「登録済み」に変わります。
ここで注意したいのが費用の切り分けです。ここでいう「登録料」はグリーンサイトに支払うシステム利用料であり、事務代行会社に登録作業を外注する「手数料」(数万円規模の事例もあります)とは全くの別物です。混同しないようにしましょう。うまく承認されない場合は、関連記事「グリーンサイト代行企業登録が承認されない原因と対処法」もご確認ください。
よくある質問(FAQ)
一人親方も代行登録の費用はかかりますか?
一般に、法人格を持たず本人のみの一人親方は代行登録料が無料です。従業員を雇用する法人の場合は年2,400円(税別)が発生します。
覚書を出さずに登録だけ完了できますか?
できません。覚書の締結・アップロードは代行登録を有効化する必須手続きで、これがないと審査に進みません。
すでに他社に登録されている下請けも代行登録できますか?
一般に登録は可能ですが、その場合も費用が発生し、二重登録に伴う情報整合の確認が必要です。
承認までどのくらいかかりますか?
覚書アップロード後、一般に2〜3営業日で審査が完了し、ステータスが「登録済み」に変わります。
※費用や画面のメニュー名は改定される可能性があります。最新情報は運営元(MCデータプラス社)の公式ヘルプでご確認ください。

