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求人は無料でも出せます。ハローワーク、自社サイトの採用ページ、求人検索エンジンの無料掲載枠、SNS。費用がかからない手段は4つあり、まずここを整えるのが順番として正しいやり方です。ただし、無料にははっきりした限界があります。この記事では、4つの手段それぞれの始め方、無料で届く範囲、有料に切り替える判断基準を解説します。
①ハローワーク
公共職業安定所に求人を出す方法です。費用は無料で、全国のハローワークと、オンラインの求人情報サイトに掲載されます。
始め方
事業所の登録をしたうえで、求人を申し込みます。オンラインのサービスから手続きできますが、初回は窓口での確認が必要になる場合があります。事業所の所在地を管轄するハローワークに問い合わせてください。
強みと限界
強みは、費用がかからないことと、地元で職を探している人に届くことです。助成金のなかにはハローワーク経由の採用を条件とするものもあるため、出しておく価値があります。
限界は、求人票の書式が決まっていて自由な表現がしにくいこと、写真が載せられる範囲が限られること、そして求職中の人以外の目に触れにくいことです。いま働いていて「いい会社があれば移りたい」と考えている層には届きにくくなります。
②自社サイトの採用ページ
自社サイトに求人情報を載せる方法です。掲載料はかからず、書く内容も自由です。
始め方
サイトがあるなら、採用ページを1枚追加します。職種、仕事内容、1日の流れ、給与、休日、保険、応募方法を書き、写真を数枚入れてください。応募フォームか、電話番号とメールアドレスを明記します。
強みと限界
強みは、他の媒体で求人を見た人が会社名で検索したときの受け皿になることです。求人票では書けない分量で、現場の様子や社長の考えを伝えられます。
限界は、ページを作っただけでは誰も来ないことです。検索で見つけてもらうには時間がかかり、求人検索エンジンに拾ってもらうには決まった形式で情報を書く必要があります。自社サイトは「集める場所」ではなく「確かめる場所」と考えてください。必要な要素は自社サイトの採用ページに必要な要素にまとめています。
③求人検索エンジンの無料掲載枠
Indeedなどの求人検索エンジンには、無料で掲載できる枠があります。企業アカウントを作って直接登録する方法と、求人サイト経由で連携する方法があります。
強みと限界
強みは、仕事を探す人の多くが使う入り口に、費用ゼロで載せられることです。
限界は、掲載しても上位に出続けるとは限らないことです。新しさや情報の充実度で並び順が決まり、時間がたつと下がっていきます。有料枠の求人が上に表示されるため、無料枠だけで安定して応募を得るのは難しいのが実際です。仕組みは求人検索エンジン連携とはで解説しています。
④SNS
InstagramやX(旧Twitter)で現場の様子を発信し、そこから採用につなげる方法です。費用はかかりません。
強みと限界
強みは、会社の雰囲気がそのまま伝わることと、求人を出していない時期でも接点を持てることです。紹介採用のきっかけにもなります。
限界は、成果が出るまでに時間がかかることと、更新が止まると逆効果になることです。欠員が出てから始めても間に合いません。続けられる頻度を決めてから始めてください。
無料で届く範囲と、届かない人
4つを整えると、次の人には届きます。
- いま仕事を探していて、ハローワークに通っている人
- 会社名を知っていて、検索した人
- 検索エンジンで求人を探していて、たまたま上位に表示されたときに見た人
- SNSでつながっている人と、その知り合い
届かないのは、「いま働いているが、条件が合えば移りたい」と考えている層です。この層は求人サイトを見て比較します。経験者を採りたい会社がここに届かないのは痛手で、無料の手段だけで採用を続けるのが難しい理由がここにあります。
有料に切り替える判断基準
次のどれかに当てはまったら、有料の掲載を検討してください。
- 原稿を整えたうえで1か月出して、表示回数が伸びていない
- 応募はあるが、未経験者ばかりで経験者に届いていない
- 欠員が出ていて、採用までの期間を短くしたい
- 無料の手段で採れないまま、断っている工事がある
とくに4番目は重要です。採用できないことで失注している金額は、掲載料よりはるかに大きいことがあります。費用の考え方は求人広告の費用にまとめています。
マッセは、建設・建築業専門の求人サイト「GATEN職」の正規代理店です。無料の手段を整えたうえで次の一手を考える段階になったら、掲載プランのご説明と求人原稿のたたき台づくりをお手伝いします。詳しくはGATEN職の掲載相談ページをご覧ください。
よくある質問
Q. ハローワークだけで採用している会社もありますが?
地域や職種によっては十分に機能します。ただし、求人票の書き方が他社と横並びだと埋もれます。無料だからこそ、仕事内容と1日の流れを具体的に書いてください。書き方はハローワークの求人の出し方で解説します。
Q. 無料枠と有料枠を同時に使えますか?
使えます。ハローワークと自社サイトは常に出しておき、必要な時期だけ有料の掲載を足す形が一般的です。費用をかける期間を限定できるので、年間の採用費を抑えられます。
Q. 無料で出すときも、求人票のルールは同じですか?
同じです。年齢や性別で応募を制限する表現が使えないこと、実際と異なる条件を示せないことは、無料・有料にかかわらず適用されます。求人票で使えない表現をご確認ください。
Q. 自社サイトがありません。先に作るべきですか?
求人を出すと、必ず会社名で検索されます。そのときに何も出てこないと、そこで止まる人がいます。大がかりなサイトでなくても、会社概要・事業内容・現場の写真数枚・連絡先があるページがあるだけで違います。Googleビジネスプロフィールの登録も無料でできるので、あわせて整えてください。
まとめ:無料を整えてから、足りない分を有料で補う
無料で求人を出す手段は、ハローワーク、自社サイトの採用ページ、求人検索エンジンの無料枠、SNSの4つです。どれも原稿の質がそのまま結果に出るため、費用がかからない段階でこそ仕事内容と1日の流れを具体的に書いてください。無料で届きにくいのは「いま働いていて、条件が合えば移りたい」層で、経験者を採りたい会社ほどここが課題になります。1か月出して表示が伸びない、経験者に届かない、欠員で工事を断っている。このいずれかに当てはまったら、有料の掲載を検討する段階です。ご相談はGATEN職の掲載相談ページから承っています。