元請からグリーンサイトの登録を求められて「自分でやるべきか、代行に頼むべきか」と迷っていませんか。結論から言うと、一人親方が自分で登録する場合の費用は初年度で約14,800円(税抜/ID利用料+初期設定費)が目安です。登録自体は5ステップで完了しますが、書類の郵送や入力に不慣れだと時間がかかり、発行まで約3週間かかる点に注意が必要です。この記事では、登録手順・料金・代行を頼む場合の費用相場までまとめて解説します。
グリーンサイトとは?一人親方が登録を求められる理由
グリーンサイト(Greensite)は、株式会社MCデータプラスが運営する安全書類(グリーンファイル)の電子化サービスです。作業員名簿や再下請負通知書などを、元請・協力会社・一人親方の間でクラウド上でやり取りできます。
近年は、「グリーンサイト未加入の一人親方は現場に入れない」というルールを採用する元請が増えています。元請が導入している以上、下請・一人親方も登録・承認されないと現場に入場できないため、登録を求められるのです。
グリーンサイトの登録方法【一人親方の手順を5ステップで解説】
一人親方が自分で登録する場合の流れは、次の5ステップです。
- 公式サイトから「協力会社として申し込み」を選択
- 企業・個人情報、担当者情報、利用ID数を入力
- 必要書類を郵送(利用申込書/住民票〈マイナンバー記載・6ヶ月以内〉/個人の印鑑登録証明書〈6ヶ月以内〉)
- 利用料を指定口座へ前払い
- 入金確認後約3週間でID・パスワードが発行され、翌月1日から利用開始
発行まで時間がかかるため、現場入場の指定日から逆算して早めに手続きするのがポイントです。書類の郵送や記入に不慣れだと、差し戻しでさらに時間がかかることもあります。
グリーンサイトの料金|協力会社・一人親方の利用料はいくら?
グリーンサイトは、協力会社・一人親方も利用料が有料です。2026年時点の目安は次のとおりです(いずれも税抜・年間前払い。料金は改定される場合があるため、最新は公式サイトでご確認ください)。
- 協力会社ID利用料:1名プラン 4,800円/年、10名プラン 12,000円/年
- 初期設定費:10,000円(初回のみ・2年目以降は不要)
- 一人親方の初年度概算:約14,800円(税抜)
ここが、協力会社の利用料が無料のBuildee(ビルディー)との大きな違いです。どちらのシステムを使うかは元請が決めるため、元請の採用システムによって下請の費用負担が変わります。
グリーンサイトの登録代行を頼む場合の費用相場と選び方
「代行」には2種類あり、混同しないことが大切です。
- ①代行登録(グリーンサイトの公式機能)…元請など上位企業が下請の情報を代わりに登録する制度。一人親方本人は原則無料(企業の場合は1社あたり年2,400円・税抜が目安)
- ②登録の事務代行(外注)…行政書士や事務代行業者に登録作業そのものを依頼する方法。費用は業者により異なるため、見積りが必要
事務代行に頼めば、書類準備や入力の手間を丸ごと任せられます。選び方のポイントは、料金体系が明瞭か/建設業の書類に詳しいか/LINEなどで気軽に頼めるかです。登録作業や書類準備そのものを任せたい場合は、建設業に特化した事務代行サービス(マッセなど)にLINEで依頼する方法もあります。
グリーンサイトに未加入・登録しないとどうなる?
元請がグリーンサイトを導入している場合、未加入だと次のような不利益があります。
- システム上で登録・承認されず、現場に入場できない
- 一次協力会社が未加入だと、元請が紙と電子の二重管理を強いられ、加入を求められる
- 登録を先延ばしにすると、発行まで約3週間かかるため現場入りに間に合わないおそれ
よくある質問(FAQ)
Q1. グリーンサイトの登録は無料ですか?
協力会社・一人親方の利用は有料です。ID利用料が年4,800円(税抜)、初回のみ初期設定費10,000円(税抜)がかかり、初年度は約14,800円が目安です。料金は改定される場合があるため公式サイトで最新をご確認ください。
Q2. 一人親方でもグリーンサイトに登録が必要ですか?
元請が導入している場合、一人親方も登録・承認されないと現場に入れないケースが増えています。元請の指示に従って登録が必要です。
Q3. グリーンサイトの「代行登録」は費用がかかりますか?
元請(上位企業)が代わりに登録する「代行登録」機能では、一人親方本人は原則無料です。企業の場合は1社あたり年2,400円(税抜)が目安です。なお、事務代行業者に登録作業を外注する場合は別途費用がかかります。
Q4. 登録にはどれくらい時間がかかりますか?
必要書類の郵送・入金確認後、約3週間でID・パスワードが発行され、翌月1日から利用できます。現場入場に間に合うよう早めの手続きがおすすめです。
Q5. グリーンサイトとBuildeeの違いは?
どちらも安全書類を電子化できますが、グリーンサイトは協力会社も利用料が有料、Buildeeは協力会社の利用料が無料という違いがあります。どちらを使うかは元請が決めます。
まとめ
グリーンサイトは、一人親方も利用料が有料(初年度目安 約14,800円・税抜)の安全書類電子化サービスです。登録は5ステップですが、書類郵送や発行まで約3週間かかります。「代行登録(公式機能・一人親方は無料)」と「事務代行への外注(有料)」は別物なので混同に注意しましょう。書類作成や登録の手間が大きいときは、建設業専門の事務代行に任せる方法も有効です。