建設キャリアアップシステム(CCUS)IDの種類や利用料金について

建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録し取扱っていく中で、3種類の「ID」が存在します。
それぞれのIDがどのような機能を持つのかがあまり理解できず、中には作成すると利用料が発生するIDもあったりと、取扱いに慣れていなければ業務上のストレスに繋がってしまう場合もあります。
この記事では、IDの種類について紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

IDの種類

IDは、下記の3つに分かれています。

  • 技能者に関するID

技能者ID

  • 事業者に関するID

事業者ID
管理者ID
代行登録担当者ID

  • 現場に関するID

現場ID

順番に紹介していきます。

技能者ID

技能者登録後に自動発行されるものです。
登録申請時に技能者登録料を支払い、有効期間を10年間としています。
※登録方法により有効期間は3年間となるなど、変動あり。

事業者ID

事業者登録後に自動発行されるものです。
事業者の資本金に応じて事業者登録料が必要で、5年毎に更新が必須となっています。

管理者ID

管理者IDは、3種類に分かれる為、しっかりと理解しておきましょう。
1ID発行ごとに年間利用料11,400円が必要です。※一人親方の場合:2,400円

事業者責任者ID

事業登録後に自動発行されるものです(事業者IDと同じIDです)。
組織のトップの権限を持つIDとなります。
事業者登録時に決定した登録責任者が自動で割当てされます。
また、事業責任者IDを追加することもできます。

第1〜第3階層管理者ID

支店・営業所や部署ごとに組織の大きさに応じて3つ(第1・第2・第3)の階層を設定することができます。
階層設定ごとに自動発行されます。
ただ、階層設定は任意のため、階層設定をしない場合は各階層管理者IDが発行されることはありません。

現場管理者ID

現場管理を行う管理者のIDになります。
現場登録ごとに現場管理者を設定することが必須です。
元請だけが設定を行い、利用料金は無料となっています。

代行登録担当者ID

技能者及び事業者の代行登録を行うことに特化しているIDです。
新規や変更手続きの代行申請ができます。
利用料は現段階でが無料とされています。

現場ID

現場ごとに発行され、現場及び契約情報の登録後に自動発行されます。
利用料は無料です。

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